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2015年11月16日 (月)

旧友

 
 朝早くはいい天気だったんだけど、ずいぶん雲が増えてきました。 暖かな朝です。 今夜は雨かな。
 
 
 
 先週、ゆっくりと京都を散策してきたのは、実は旧友と会うのが目的で行ったそのついでだったんだけど、旧友との待ち合わせまでの時間に夜の木屋町、先斗町、花見小路あたりも歩いてきました。 変わったね。 俺が住んでた頃は京都に住んでる人のための夜の街だったんだけど、すっかり観光客のための街になってた。
 
 
 懐かしい友人たちはずっと京都に住んでるんだけど、どんどん京都らしさがなくなっていくと嘆いてたよ。 ただその京都らしさってのは京都に生まれ育った者が思う京都であって、京都らしさを求めて京都に来る人たちのそれとは違うけどね。
 
 
 
 さてその旧友たち、まあ見事に(俺を含めてだけど)あの頃と体形が変わってないんだな。 年をとって顔は老けたし姿勢もよくはなくなってきてるけど、服を着てるところの見た感じは変わってない。 それと、考え方も変わってなかったね。 話をしていて、ぶつかるところは同じだった。
 
 
 あの頃、二十歳の頃、よく遊んだ。 遊びは彼らに教わったかな。 みんなバイトの仲間でね、スキー、スケボー、ウォークマン、酒・・・。 ポパイが創刊された頃で、服装も食べ物も遊びもポパイに影響された世代。
 
 
 あれからみんな、いろいろあって今がある。 けどみんな、しっかり生きてってるよ。 40年近く経ってみんないい年のオッサンになって、わだかまってこだわってた事には触れないことは学んだみたいな夜だった。
 
 
 
 

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 基本的なところで話はかみ合ってないのだけれどね。
 
 
 
 

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人生を振り返って思うこと」カテゴリの記事

コメント

それぞれの旧友の方々が、人生の激流を経験してきたのでしょう。会話でも人に対する思いやりが身についていて、触れないほうがいい事は、話題にしないのでしょう。そして、何も言わなくてもわかってくれるのでしょう。これが、一番うれしいですね。

 京都以外の人が感じる京都らしさは、平安文学の影響もあります。同級生は、修学旅行での京都御所が良かったと言ってました。私は、その修学旅行で夜ひとりで市電に乗ったら、地元の人が親切にしてくれたことに京都らしさを感じました。また、三島由紀夫や水上勉の現代文学の世界にも、京都らしさを感じますね。
 

 
 
 古写真屋さん。

 この年になって、長く京都を離れて、やっと京都らしさというものがわかってきたような気がします。

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