LGBT 正直なところ
寒さも一段落、吐く息は白くなるけど、いたたまれない寒さは通り過ぎてくれましたね。 暖冬は心配だけど、暖冬だとありがたい。
同性のカップルにも異性間の結婚と同じ権利を認める。 去年はその流れが急に現れて世間をにぎわしたね。 権利を認める証明書を発行する、って事だそうだけど、そこからさらに話は進んで法律を改正して、って事になるまだまだ時間がかかるんだろうな。
声高に言うのではなく、そっとしておいてほしい、という思い、正直に言って俺はそっちの方です。 確かに、たとえば生命保険の受取人、住宅に住み続ける権利なんてのは、今の俺にとっては切実の問題。 相方くんにもし何かあれば俺はこの部屋に住めなくなる。 俺にもし何かあっても彼に残せるものは何もない。 だからこそ早急に法整備を、と思う反面、やっぱりまだまだ社会に認知されない関係をそっとしておいてほしい、という気持ち。
やはり今時の若い人たちとは考え方が違うと思う事は多いね。 同年代の人の中でも俺の意識は開いてる方、とは思うけど、それでも宣言する気にはなってない。 もちろん若い人たち、今時のネット社会にどっぷりの人たちの中にもクローズの人はたくさんいると思う。 というか、そっちの人の方が多いでしょ。 たぶん、たとえば 『カミングアウトした』 って人は多くなったけどそれは目立つだけで、言わずにいる人の方が圧倒的に多いと思うのです。
日本の差別は目に見えない。 表では理解のある顔をしていても見えないところでは・・・、ってのが本音の日本。 そこにあえて踏み込んでいく勇気は、ない。
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そうですね。達さんの正直な意見でしょうね。
活動をされている方の活動結果についても、良い結果になるか、悪い結果になるか予測がつかない試行錯誤の段階が現状なのでしょうね。他の「G」の人が勤務している会社等の中で、かえって生きにくくなるのでしたら、現状のまま、そっとしておいてほしいでしょうね。
現在の状態も、知らない所でどなたかが尽力して少しずつ良い方向に改善されたこともあるのでしょうね。私は、無意識にその恩恵を受けているのかもしれませんね。また、少しずつの時代の流れの恩恵もあるでしょうね。
渋谷区の同性パートナーの証明書のニュースで、よく行動が採り上げられていた「L」のカップルは、ウェディングドレスを着たりしていましたが、ふたりとも精神的には強いように思えます。Lの女性を他の人が見たとき、男装していないと女性としての外見に影響され、心も女性と錯覚してしまいますが、精神的には強い男性なのでしょうね。
本日のNHKラジオニュースによると、LGBTに関する法整備を今期にしたいと各党間議員連盟の会合が東京で開かれたそうです。これには、LGBTの活動団体も参加しているようです。この議員連盟が、善意で良かれと思ってやったとしても、半可通の勘違いの法整備をして、かえって当事者が生きにくくならないように望みます。会合等で顔出しできる環境の活動家のG等と、そうでない会社勤務等のG等では環境が違いますから。
投稿: 古写真屋 | 2016年1月29日 (金) 02時43分
古写真屋さん。
日頃、総論賛成でいざ各論の議論になると文句を言ったり不参加だったるする人の事を非難している俺ですが、このことについては静観論者ですね。 自分でも卑怯だと思いますが…
若かった頃の方が思い切りがよかったような気がしてます。 チカラになるからと表に出て行ったこともありましたね。 保守的になりましたかね。
投稿: 達 | 2016年1月30日 (土) 11時31分