ファーストペンギン
雲の多い空だけど空気が澄んでいるのか、今朝は遠くの山もクッキリと見えてます。 寒い、とにかく寒い今朝の桑名です。
陸の上で生活をするペンギンは食料を得るために、敵がたくさんいる海に入らなければならない。 危険な海に入る、その勇気のいる行為を最初にやるペンギンを “ファーストペンギン” と言うらしい。
誰もやったことがないことをはじめる人、いつの時代でも、その人の勇気は凄いと思うし、信念も半端じゃないんだろう。 ただ自分が頑張れば叶うものじゃなく、人を動かさなきゃならないからカリスマ性も備わっていなけりゃならない。
リスクを押してでも道を切り開く。 今の時代、そんな危険、リスクを冒さなくても生きていけるし、不自由なく、満足に生活を送ることが出来る。
そうだけれども、それだとどうしても不満が鬱積していくんだよね。 何も、誰も踏み込んでない未知の世界に挑戦するとか新しい事業を始めるとかじゃなくて、やりたいと思う事、それをやらなくても困らないし生活が不自由になるわけじゃないけど、でもやってみようと思う “欲” はいくつになってもなくなることがない。
ずいぶんとファーストペンギンという言葉の意味とは違ってるけど、挑戦する、という意味では、俺もけっこう無謀なことをやってきたなと思う。 こうした方がいいのでは・・・、という提案をやってきたけど、言われる側は不愉快だったろうと思う。 それはわかってはいたけれど、それでも言ってみる。
ただね、それを言える立場を作る、言える立場に自分を持って行く、って事は不得意だったね。 その立場を作ってから言う、って努力は、怠ってきたかな。
画像。 比叡山から京都を望む。
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