カプセルホテル

　

　昨日一日降り続いた雨は夜明けとともに上がったけれど、曇り空がいかにも寒そうな今日の桑名です。

　いっ時は全くなかった東京や大阪のホテルの空きが、最近になってちょっとはましになって来たみたいですね。　爆買いブームが下火になってきたのか旧正月に旅行するための控え時期なのか、東京都心でも取れないことはない、という状態になってます。

　その、とにかく取れなかった時期にインターネットの検索サイトで探すとヒットするのがカプセルホテルとドミトリー。　酔っ払って終電を逃して仕方なく泊るというイメージのカプセルホテルだけど、数が増えたのか旅行のサイトに載せる施設が増えたのかは分からないけど、とにかく目立つ。　ドミトリーに関しては、日本にもあったんだという印象だな。

　そのカプセルホテルだけど、最近のは安くないのね。　ネットのサイトで見てみると、元からあるサウナがカプセルホテルを併設したものだと 3,000円弱、新設のものだと 5,000円台で 7,000円に迫るものも出てきてる。　高くない？　バストイレなしでこの値段だよ。　それでも、高いところから予約で埋まっていくみたいね。

　　日本のホテルは　“とにかく泊るだけどの最低条件を備えた宿泊施設”　と　“付帯施設を整えた高級なホテル”　に二極分化する、ってのをどこかで読んだことがあるんだけど、わかるような気がするね。　俺が旅行をする時は、ホテルを楽しむために選ぶホテルとただ眠るために選ぶホテルを区別してるんだけど、そういった選び方をする人が増えてきた結果、ってことだろうな。

　爆買いする人たちの来日は近いうちに終わる。　でも、ほかの国から来る旅行者は目立って増えはしない。　日本人の旅行者のうち、今現在の主流である高年齢者の旅行は減っていく。　さて、その先、増えたホテルの客室はどうなっていくんだろう。

画像。　広島にて。

　

　おもてなし。