二十歳の頃
青い空に、冬にしては珍しく丸いもくもくとした雲。 風もなく、桑名はおだやかな昼下がりです。
成人の日が1月の第二月曜になってどれくらい経つんでしょう。 成人の日だけじゃなく、敬老の日も体育の日も月曜日に移ったわけだけど、未だに馴染んでないんだよね。
年を重ねてくると、未来の希望を夢見るよりも後ろを懐かしむことの方が多くなる、と誰かが言ってたのを 『そんなもんかな~』 と他人事に思ってた若い頃、それが今では明らかに振り返ることが多くなってきたね。 俺も普通の人間なんだ、と思ったりしてますよ。
二十歳の頃、その成人式の頃、何をして、何を考えてたんですかね。 成人式の当日は、ひとりで旅に出ていたね。 わざとね。 国鉄の鈍行列車で冬の山陰をひとり旅、というよりも、鈍行列車に乗るだけの旅をしていたのを憶えてるよ。 成人式に出るのがイヤだったんだな。 イヤだった、というのもはっきりと覚えてる。 多くの人が集まる場、セレモニーとかお祭りとかが、すでにその頃には嫌いだったんだな。
つるむ、群れる、ということが、今以上に好きではなかったような気がする。 何でひとりで行動するようになったのか? 群れることを嫌悪(とまで言っていいと思う)するのは何でなのか、よくわからんけど。
画像。 二十歳の頃。 イタリア、ローマにて。
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こんにちは じんと言います。
以後お見知り置きを
俺は50を超えてしまいました。
人生後悔ばかりです。
若い時、やはり団体行動、いや、対人が苦手でした。
群れる、つるむ、組合、行列、仲間と酒、スナック、大の苦手
ただやっていたのはボクシングだけ。
もちろん成人式はでていません。
今では回りに偏屈爺といわれてます。
たつさんの生き方尊敬しています。
なぜもっと柔軟に生きることができなかったか。
投稿: じん | 2016年1月17日 (日) 08時13分
じんさん。
確かに、あの時こうしていれば…、と後悔ばかりです。
柔軟と言うよりは実利主義、ですかね。 都合よく、と言ってもいいと思いますが、自分に “利” になることなら自分を曲げる、といういい加減さが特徴ですよ(笑
コメント、ありがとうございます。 これからもよろしくお願いします。
投稿: 達 | 2016年1月17日 (日) 10時10分