海

　

　朝早くから気持ちよく晴れた桑名。　日差しは強く暖かく、すっかり春の陽気です。

　神戸、塩○の海岸に、初めて行ったのは、たぶん’８８年（昭和６３年）の夏の終わり頃だったと思う。　その年の８月の末に転勤で京都に帰り、住むところを決めて引っ越しをしてすぐのことだったんじゃないかな。　海岸の事は雑誌で知っていて、山陽電鉄の須磨浦公園駅から歩いて行ったんだった。

　寒さも一段落して日差しが強くなってくるのを感じると、海に行って太陽の光と心地よい潮風に吹かれたくなりますね。　今年ももう少しの辛抱。

　大袈裟かもしれないけど、いま思うと行ったことは、いくつかある人生の転換点のひとつになってるね。　そういう場所があることは雑誌を読んでたから知っていた。　雑誌にはどこがその場所だかも書いてあった。　だから行こうと思えばいつでも行けた。　けど、なかなか腰が上がらなかったんだな。

　行ったのは平日だったと思う。　ほとんど人がいなかったような記憶がある。　９月の下旬の平日だったから、そろそろシーズンも終わりの頃だったから人はまばらだったんだろう。　競パンでしたよ、あの頃はまだね。

　でもね、行った時はいつも赤褌を締めたオッサンがいたのね。　何となく気にはなってたのを憶えてる。　その人がじゃなく、赤褌がね。

　ゲイの人だけが集うところ、飲み屋とかサウナも含めて、そういうところに初めて行ったのがこの時。　ここで人と話をするようになって飲みに行ってみようかという気になってるんだな。　そしてサウナにも行ってみようと・・・、ね。

画像。　グアムにて。

　

　やらない後悔よりもやってしまった後悔。