社会通念
お日さまが見えてもほんの一瞬だけ、このところ、強い雨は降らないものの梅雨らしい空模様の桑名です。
法曹界で働く人が自身が縄で縛られた姿の画像をSNSに投稿したとして厳重注意を受けたというニュース。 このニュース、またまた社会通念をわきまえない人が暴走して・・・、困った人もいるもんだよな。 と思ったんだけど、事はそんな単純ではなかったようだね。 この方、社会通念に挑戦するようなところもあるみたい。
俺がなぜゲイであることをカムアウトしなかったかというと、したとしたら社会通念上どういう扱いを受けるだろうか、ということに答えを出せなくて、想像するその後に自分が対処できるという自信が持てなかったからだな。 大っぴらに六尺褌を締め、その日焼けの跡を身体につけて生活をする、って事から来る環境の変化を想像した時に、それでやっていく未来に自信がなかったからなんだよ。
どうもこの法曹界で働く方はプライベートのSNSに普段から投稿されてる方のようで、その投稿が 『仕事柄よろしくないと注意処分を受けました』 と自身で書いたのをマスコが “法曹関係者が裸” というところだけを捉えて面白おかしく報道したらしい。 それに一般庶民が、裁判官だからと言っても法に触れることはしてないんだから・・・、とツイートしたりして話題になったようなんだな。
画像。 三重、東員町にて。
達さん、こんばんは。
確かに、カムアウトを安易にすると、それをもれ聞いた人が対立してる人だった場合、それを弱味とみなして攻撃材料にしてくることがありますね。また、聞いた話を無遠慮に、やたらと広める人もいます。
数年前、仕事の人間関係上の必要からカムアウトした某若手音楽芸人に関しては、守ってやりたい気がします。
もうひとつの話題の裁判官は、ツイッターを見るとおもしろい人ですね。相手が自分に求めているイメージに答えなくても良い強い立場にいるということもあるのでしょうね。
投稿: 古写真屋 | 2016年7月 1日 (金) 03時36分
古写真屋さん。
いわゆる組合員の人たちとの接する機会が多くなって、さらにそれが大半になってきたりすると、以前とは感覚が違ってきたりしますよね。 裁判官の方の行動をおもしろおかしく囃し立てるマスコミの報道も、それを求める人が多くいるという現れじゃないかと思うんです。
投稿: 達 | 2016年7月 2日 (土) 11時00分