現代の褌

　

　周辺地域では大雨のようだけどここ桑名は、少しは降った程度の雨ですんでます。　梅雨末期、大雨の時期ですね。

　おおらかだった横浜の某プールも、とうとう規制されたようですよ。　『露出の多い水着、透けてる水着等の着用はご遠慮いただいております』　という張り紙が掲示されたそうだ。　張り紙には水褌、Ｔバック、極小競泳水着、極小ビキニ、その他露出のい多い水着、と絵が描かれてる。　ホームページにも、露出の多い水着を着用した方のご利用はお断りいたします、と書かれてるね。

　俺が最後に行ったのは３シーズン前の夏だけど、その時でも、これはどうかな、って人がいたものね。　男の人だけじゃなく女性もね。　カーゼ地の黒猫褌、竿と玉だけをかろうじて覆ってるＴバック、それも濡れたら透ける生地のもの。　女性のＴバックは見る角度によっては、見るに堪えない景色だったり。

　ひとり静かに寝っ転がってるだけだったら見て見ぬ振りをしてくれたんだと思う。　それが、堂々とプールサイドを闊歩したり、集団でやってきたり、そういうものがあることを知ってる、見たりもしてる俺が見ても異様と思える光景。　子ども連れでは行きたくないと思うだろうね。　

　プールで六尺褌が許されなくなるのは残念だし寂しいと思う。　でもそれが時代、それが今なんだろうなと思う。　“伝統的な” とか “日本古来の” とか主張をしても、多くの人に受け入れられていないのは事実だし。

画像。　大阪、新世界にて。

　

　多数ではないという意識。