薄っすらと雲がたなびいて、時折強い日差しが降り注いでくる。 半袖シャツではちょっと心もとない昼下がりです。
三重県、桑名市に引っ越してきてこの夏で3年になる。 住めば都、と言うけれど、正直言って、どうもこの街を好きになれない。 名古屋から電車で20~30分、ベッドタウンとして開発が進む、と Wikipedia では紹介されてる、大都市近郊のどこにでもありそうな街である。
大都市近郊のベッドタウン、というのに住むのが初めてだから、って戸惑いがあるんだろうけど、好きになれない理由のひとつに “ダウンタウン” がない、ってのがあるんだな。 いろんな店が集まった繁華街がないんだよ。 たぶんそれが、新興のベッドタウン都市の特徴なんだろうけどね。
岐阜県、大垣市。 人口は桑名市の14万人とそれほど変わらない16万人。 人口40万人の岐阜市からは電車で10分ほど、名古屋からでも30分ほどと桑名とそう変わらない。 でもこの大垣の駅前の賑やかさは桑名のそれとは雲泥の差。 商店が溢れ、人が行きかい、何よりも明るいんだな。 人口14万都市、名古屋とはJRと近鉄の電車が頻発し、というところから思い描いた桑名駅前の光景、想像を絶するとはこのことを言うんだと思ったね。
駅から駅近くのスーパーマーケットへ行く道の、国道一号線を渡る横断歩道はほとんど消えかけてるし、駅前の駐輪場の前なんかはたぶんここに横断歩道が書いてあったんだろうな、という状態。 駅前のロッテリアが9時半に閉まったらあとは居酒屋と、ちょっと歩くけど松屋、くらい。 ラーメン屋すらないんだよ。
車社会なんだな。 マクドナルドも王将もスターバックスも市内にはある。 あるけど、車という足があることを前提とした郊外店なんだよ。
画像。 JR四日市駅にて。
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