自然のチカラか?
午前9時。 ベランダの温度計はすでに35℃。 熱風が吹き付けてくる桑名の朝です。
1時間前に洗濯して干したシーツがもう乾いてる。 ってほどにギラギラした太陽と熱風にさら晒される今年に夏、異常ですね。 昨日は岐阜県で最高気温が40℃を越えるくらいの暑さで、全国で熱中症で搬送される人が続出。 体温よりも高い温度に長時間晒されると人間の身体がどうなるか、ちょっと想像の外側です。
「俺たちのの若い頃は冷房なんてなくて・・・」 と年配の人が根性論を持ち出してバッシングを受けたとか。 確かに冷房なしで生活してたけど、あの頃は今年のように連日体温を上回る温度になるなんてことはなくて、せいぜい30℃を越える日が数日あるだけ。 夜は涼しいと感じたもんでしたよ。
熱波に吹き付けられる、豪雨の破壊力のすさまじさを見せつけられる。 自然のチカラってほんとすさまじいなと思うんだけど、人間の生活から放出されるエネルギーの作用が大きいんじゃないかと思うんだ。 コンクリートで固められた地面やビルの壁面からの反射熱、冷房や車の排気熱が気温をどれだけ上げているのか。
それは我々日本での生活からの熱だけではない。 東南アジアや中国の経済発展で、そこから放出される熱が上昇し気流の乗って日本へやってくる。 偏西風の風上の人間の活動の影響が、いちばん風下のこの日本の気候にもたらすエネルギーは、すさまじいんじゃないかな。
画像。 中国、大連にて。
コメント