世界が変わった日
日の出の頃はいい天気だったんだけど、今はすっかり曇り空。 20℃ほどだった気温も、26℃まで上がってきましたね。
17年前の今日を境に、ガラッと世界が変わったんだと思う。 ベルリンの壁がなくなってドイツがひとつになって、そしてソ連という国がなくなって、ちょっとの間、世界は平穏だったんだけど、9月11日を境に変わってしまったんだな。
この日までは、政治的な区分を “国家” という単位で捉えてたんだよ。 ひとつの国には一人の指導者がいて、それが民主的に選ばれた指導者であっても独裁者であっても、その人が羽目を外さない限りは危ういながらも秩序は保たれてた。
それが、アメリカとソ連がチカラで抑えてた世界秩序が、一方のソ連というチカラがなくなって、チカラの均衡が崩れて、国家ではない個人のチカラ、つまり “テロ” というチカラが頭をもたげて目の前に現れたのが17年前の今日だったんだ。
そしてまたかつての東側、ロシアと中国の存在が大きくなってきて、新しい冷戦がはじまりそうな雰囲気。 スケープゴートを仕立てると人たちは纏まる、みたいに、はっきりとした敵対組織、それは仮想敵でもいいけど、そういう存在があって、敵味方がはっきりしてた方が、秩序は保たれるのかもしれないね。
画像。 1983年、ニューヨークにて。
« 褌バー 俺の六尺年表 | トップページ | 六雄會 俺の六尺年表 ’05年 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 和解(2018.11.22)
- 世界が変わった日(2018.09.11)
- 米朝(2018.06.13)
- 国会、ずぅ~っとモリカケですね(2018.04.14)
- パフォーマンス(2018.03.30)
コメント