関東地方も梅雨入り。 東京は雨こそ降らなかったものの曇り空の、肌寒い一日でした。
日本では第二次世界大戦の終戦の日は’45年(昭和20年)8月15日。 日本以外の国の認識は日本が降伏文書に署名をした9月2日。 終戦の日、正しくは9月2日だろうね。 だからソ連の千島列島への侵攻は日本が降伏する前の出来事だから正当、というロシアの言い分には逆らえないことになる。 ただし歯舞と色丹は9月2日以降なので、だからそこは返還しましょう、という理論になるらしい。
ちょっと気になるものを読んだので、抜粋してまとめてみました。 読んだそのままの文章を書いてるのではなく、俺なりに理解した結果を書いてるので、そこのところはご承知おきください。
ドイツが連合国に降伏した日は’45年5月2日。 この日はドイツ人にとっては ”敗戦の日” ではなく ”ナチスの暴虐からドイツ人が解放された日” として記憶されてるそうだ。 ちなみにドイツ統一前の東ドイツでは、一貫してナチスの被害者としての教育がなされてきたのだそうだ。
フランスはドイツが占領していたあいだはナチスのユダヤ人狩りに加担した、と枢軸国側で戦っていたにもかかわらず、連合国側が開放したあとは ”戦勝国” 側として現在に至っている。
イタリアは日本、ドイツと同じく枢軸国側として連合国側と戦ってきたのだけれど、ムッソリーニを放逐後は連合国側についてドイツと戦って終戦を迎えている。 敗戦国として認識しているけれども、これなら戦勝国として扱われるべきなのではないか。
さてと日本は・・・。 どうも日本は、日本だけは、純粋に敗戦国として扱われ、われわれは純粋に敗戦国としての教育を受けてきたように思う。
『過去に目を閉ざす者は現在に対してもやはり盲目となる』
かつてのドイツの大統領が言われたことばだけれど、それを今の首相が日本に来られた時にも言われたのだそうだけれども・・・。
画像。 中国、大連にて。
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