空は一面、灰色の雲。 羽田を飛び立ったジェット機の爆音が近づいて、そして西の方へ遠ざかっていきました。
以前は、一見しただけで俺たちの仲間かそうでないかは見分けることができたのに、最近はすっかりその千里眼が衰えてしまいました。 かつては髭、短髪、アバクロ、チェックの柄のシャツ、といったはっきりとした仲間の定番アイテムがあったのだけれども、この頃はその垣根がすっかりなくなった、ってのも見分けが付きにくい原因でもありますがね。
昨日は久しぶりに銭湯へ。 以前は仕事帰りによく行ってたのだけれど、新しい職場と我家との通勤経路の途中に銭湯がない、というのが足が遠のいた一番の原因。 いや、一軒あるのだけど、そこは昔ながらの銭湯で湯がものすごく熱く、のんびり入ってられないのがイヤなんだよな。
若い人、お年寄り、デカい人やそうでない人、皮被りの人、いろいろいたけど、まったく見分けが付かなかったね。 俺はまだ去年の六尺の日焼け跡が残ってるから訳知りの人が見れば俺がそうだとわかるだろうけど、こっちからはまったく、ですよ。 脱衣場で六尺締めてしばらく涼んでたけど、とことん無視される始末。 それが普通の世界の現実ですな。
画像。 うちの近所のサクラ並木。
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